JIDENコラム
両親への
プレゼントとしての自伝
親孝行を考えるのは
いつでしょうか?
もちろん若くして親のありがたみを知る方もいらっしゃるでしょうが、多くの方がある程度年齢を重ねた時、もしくはあなた自身が親になって初めて親の苦労を知ったときでしょうか?
そんな時、じゃぁ親孝行をしよう!と思ったけど、実際に何をしたら喜んでもらえるのかわからないという方が多いです。
確かにそうですよね。親孝行をしたいという気持ちの反面、ご両親の思いを分かっているようで、あまりわかっていない。それでも、いつまで親が元気かわからないから出来るだけ早く親孝行をしたいという思いもあります。
そんな素敵な想いを是非行動におこしてはいかがでしょうか?
親孝行のプレゼントとして
自伝を送ることで
得られるメリット
親孝行の一つとして自伝をプレゼントすることで得られるメリットは、どのようなことが挙げられるのでしょうか。いくつかの例を述べてみましょう。
- 親へ伝える本当の感謝
-
一緒に美味しいものを食べた、旅行へ行った、プレゼントを贈った、けど何かが違う。思いは伝わっても、その場限りで感謝の思いが続かない。そんな気持ちになったこと、ありませんか?
親は表向き否定するかもしれませんが、是非、自伝のプレゼントをお考え下さい。 親から、子供、子供から孫、孫からひ孫へ親の歴史が受け継がれる。未来の子孫が受け継ぐアイデンティティに親の名前と歴史が残る。親は照れくさいでしょうが、内心はきっと嬉しいはずです。そしてこれが家族を形に残す行動なのだと思います。 親の歴史が未来に残る事実、それを知ることだけでも、心情、生き方に前向きな兆候が生まれることも期待できます。本当に親孝行をお考えのあなた、論より証拠。一度、親の自伝を作成し、自伝図書館で永年保管してみてください。 - 話しにくい話ができる
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自伝作成を終活と重ねるケースも考えられます。因みに終活とは、人生の終わりのための活動のことで、人生の最期をむかえる準備のことです。しかし終活についての話は、なかなか親に切り出しにくいと思います。例えば、相続・お墓・葬儀の方法や段取りといった内容について・・・。
聞きにくい内容ですが、聞いておかないと困ることでもあります。
そんな時、自伝をプレゼントするきっかけで、こういった話しにくい内容もすんなり聞くことが可能になるケースも考えられます。
もちろん無理強いする必要はございませんが、「どうしたいの?」と普段よりは聞きやすくなることでしょう。 - 後悔しないために
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誰にも未来は分かりません。1分後、明日、1年後、どんな時に何が起きるのか、予想だにしないことは誰にでもあり得ます。そんな時、後悔することのないよう、思ったときに行動しましょう。
実際、親孝行が出来なくて後悔するケースがとてもたくさんあります。このコラムを読んでいる方は、少しでも親孝行をしたいと思っているはずですので、このような後悔をして欲しくはありません。
是非、このコラムを読んだらすぐ、電話でもメールでも手紙でも良いので親へ連絡してみてください。
そして親孝行を実際に行動にしたい!、とお考えでしたら一度、自伝を親孝行のプレゼントとしてお考え下さい。親の自伝を残すことは親孝行だけでなく、あなた自身の納得にもつながるはずです。後悔しないため、思い立ったらすぐ行動を。